愛知県 岡崎市 動物病院|ペットクリニック

愛知動物外科病院 改装工事 新規開業 リノベーション

愛知県岡崎市に外科を中心とした動物病院の開業のお手伝いをさせて頂きました。
先生にお会いしたのは、約2年前、最初から外科の専門の動物病院で開業をしたいという相談でした。
外科病院は、一般的な病院に比べ、医療機器の初期投資費用がかかり、建物の大きさが必要となります。(建築コストが高くなる)

動物病院を開業手段としては、新築、テナントの改装が一般的ですが、

最初から新築で開業するのは、資金的にむずかしく、テナントですと建物の広さが必要となり、尚且つ、CTなどを設置するにあたりキュービクルの設置が必要となるため、設置するにあたりテナントとして借りられる物件が非常にすくない、また、大きなテナントスペースが必要となるためランニングコスト(賃料等)が高くなるため、条件にあうものが探してもみつかりませんでした。また、一般的な病院でなく高度医療の医療機器を購入する資金が必要あり、テナントの場合、土地建物が自身も持ち物でないので、担保がない為、借入が難しい状況でありました。

その中で、中古物件の併用住宅の物件が見つかりました。

恐らく、改装などで手が加えられており、外観も悪くない。広さも問題なく、為、コストを抑えるため、できる限り外観はさわらず、

既存にあった事務所の建物を購入し、動物病院に改装(リノベーション)

軟部外科、腫瘍外科を専門的に学び、腫瘍認定医の取得され、整形外科、神経科を専門的に学ばれた先生の開業のお手伝いでした。
院長の想いは、外科専門病院。最初からCT、Cアーム導入。
初期投資がかかることが簡単に予想でしました。
一般的な開業に比べ、医療機器費用、CT室、手術室の広さも必要され、自ずと建物の広さが必要となります。
建物が広さ必要となれば、敷地も広くなります。
資金的にテナントか、中古建物を購入するかの2択となりました。
CTを導入するため、キュービクル(変電設備)設置しなくてはならなく、テナントにしても、購入にしても建物の広さ、設置スペース、金額面条件に合う物件は非常に少なく思えました。

土地・中古建物の購入費、一般的な開業よりも医療機器等の費用も多く必要で尚且つ、建物が広い為改装費かかる為、資金的に厳しい計画となりました。院長もゴールに向かって進む強い意志もあり、理解して頂き、抑えるところは抑え、必要なところは守り、建築コストをできる限り抑え、完成までたどり着きました。

開業時には、中日新聞などの取材を

 

設計者 鈴木 純陽  (すずき すみはる)